医療関係/KpacsとNextcloud

KpacsとNextcloud †

PC上のフォルダとクラウドのフォルダと自動に同期が出来るクライアントソフトを利用してKPACSサーバの同期の設定についての手順。

医療機関でのDICOMデータの共有の一つの手法として利用できる。NextcloudもKpacsもフリーなので、設置する場所さえ確保できれば無償で運用できる。また、Nextcloudの管理は第三者のクラウド業者に依存することがない。

• KpacsはDICOMビューアの機能とDicomサーバとしての両方の機能を有するので以下のフォルダを共有すれば、DicomデータをKpacs上で共有できる。
  • KPacs\Imagebox
  • KPacs\K-Pacs-server\Database

ダウンロード †

以下のサイトの図の個所からNextcloudのクライアントをダウンロードする

• https://nextcloud.com/install/#instructions-server

インストール †

今回は必要なフォルダのみ同期するので、以下の画面はスキップした

設定 †

起動するとタスクバーにアイコンが表示するので、一度同期を停止して「設定」を選ぶ。（アイコンがミドリの時は同期中、灰色時は同期停止中）

• 「設定」をクリックしたとき

• 順次設定してく。同期フォルダは以下

1. ローカルフォルダ:C:\KPacs\Imagebox
2. Nextcloud上: /KPACS_SYNC/Imagebox

• KPacs\K-Pacs-server\Databaseも同様に追加

1. ローカルフォルダ:C:\KPacs\K-Pacs-server\Database
2. Nextcloud上: /KPACS_SYNC/Database

• 同期の再開

以上で同期が始まる。

同期が完了するとアイコンがグリーンになる。

運用 †

KpacsにDicomデータをインポートして数分(同期時間）後には相手のKpacsにデータが表示する。