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Orcaとオンライン資格認証 †更新日2023-05-25 (木) 14:45:39
作成日 2021年11月5日
システム構成 †資格確認PCはNIC2枚 ---------- --------------- ----------
| | IPv6 | | IPv4 | |
ONU========| HUB |========| PC |=========| Orca |
| | |(資格確認用) | | |
---------- --------------- ----------
|| ||
|| ||USB
---------- ---------------
|IPv4 | |顔認証端末 |
|ルータ | ---------------
----------
オンライン資格認証のネットワーク設定手順 †Windows10に資格認証装置(マイナタッチ:almex製)の接続方法 †「資格確認端末のセットアップ」の「10 顔認証機器を設定する」(P28)にあるが、IPv6で、IP-VPN環境がセットアップ終了したら資格認証装置の単体確認できる。（もしかするとIPv6の設定は不要かも) 以下のalmexサイトの「ダウンロード」から必要なソフトをDLする https://www.almex.jp/mc/mynatouch/ 起動方法 †マイナタッチの電源を入れると(インストールが完了してからかもしれない） デバイスマネージャーで以下の2つのデバイスが追加する
マイナタッチコンソールを起動して「カードリーダ管理」⇒「接続開始」 リーダの初期化、制御開始が表示する(COMポートの認識ログも出る）
また、本体でカウントダウンが始まる
インストールして実際に動作確認して正常に動作すると以下のフォルダにxmlファイルが作成される。
注）マイナタッチはWindowsリモートデスクトップでは動作しない。VNCならOK 資格確認端末のセットアップ †資格確認端末のセットアップの資料 †この資料で顔認証PCのセットアップが出来るので重要 これが出来たら、orcaやMindTalkなどのソフトの接続手順で接続する。 「6 認証局の電子証明書をインストール」で「.p12」形式の証明書をインストールする。 1.27版 https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/download/docs/setup_shikaku.pdf 1.22版以降でOQSComAppCopyJava.batが不要になったみたい 資格認証用のアカウントを作成する説明があったが、作成せず、Windowsインストール時のアカウントを使用してもよさそう ソフトの入手 †P6の「.NET Framework4.8」やP7の「Java」は指定URLからDL出来るが以下の「OQSComAppCopyJava.bat」や「OQSFaceApp.msi」は「医療機関等ONS」にアカウントを申請する必要があるが申請できるのは医療機関やベンダーに限るようだ。 ソフトは「医療機関等ONS」https://vendorons.service-now.com/sp からログインして以下からDLする
OQSFaceApp.msiはDLするとInstaller.zipというファイルがDLされる。解凍するとSetupというフォルダに入っている
ネットワーク設定の資料 †オンライン資格確認等システム https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/download/docs/onshi_nw_setsuzoku_guide_ver1.5.pdf オンライン資格認証をorcaで利用する方法について †OrcaをUbuntu18.04LTS or 20.04LTSに以下の手順でインストール
注)Ubuntu20.04LTSにインストールした場合、Port：9400がなぜか開かず検証を中止した もしかすると後述の「日レセオンライン資格確認の環境構築」で日レセの再起動だけではなくOS(Ubuntu)の再起動も必要かも？ Orcaのオンライン資格確認設定 †「91 マスタ登録」→「101システム管理マスタ」→「1051オンライン資格情報」
資格確認用Windows PCの設定 †Windows(ホスト名:Face-PC)には以下のソフトをインストール
Ubuntu(orcaサーバ+glcliene2)には以下のソフトをインストール
以下のマニュアルにしたって設定 日レセオンライン資格確認の環境構築 https://www.orca.med.or.jp/receipt/use/jma-onshi.html インストールマニュアル 20210929-onshi-install.pdf 実行個所 †
P7-8 (P8の6項のスキーマチェックは実行せず)
P20, P22-24, P26, P28-33 設定ファイル †
--- :ws_server: ws://192.168.0.138:9400/ws ←orcaサーバのIP :api_user: ormaster ← glcliene2のID :api_key: ***** ← glcliene2のパスワード :api_server: 192.168.0.138 ←orcaサーバのIP :api_port: 8000 :use_ssl: false :log_file: "C:/Program Files (x86)/push-exchanger/log/push-exchanger.log.txt" :log_level: debug :plugin_load_path: - "C:/Program Files (x86)/push-exchanger/plugin"
--- :api_user: ormaster ← glcliene2のID :api_key: ***** ← glcliene2のパスワード :api_server: 192.168.0.138 ←orcaサーバのIP :api_port: 8000 :use_ssl: false :ca_cert: "" :cert: "" :cert_key: "" :passphrase: :log_file: "C:/Program Files (x86)/Onshi/log/onshi-receiver.log.txt" :log_level: info :onshi_shell_dir: "C:/Program Files (x86)/Onshi/onshi-shell" :face_dir: "//Face-PC/OQS/face" ← Face-PCはPCホスト名 :req_dir: "//Face-PC/OQS/req" :res_dir: "//Face-PC/OQS/res" :req_password: :pdf_dir: "C:/Program Files (x86)/Onshi/data/pdf" :pdf_day_limit: 5 :xml_log_dir: "C:/Program Files (x86)/Onshi/data/bak" :res_day_limit: 3 :req_day_limit: 1 :retry_limit: 5 :temp_dir: "C:/Program Files (x86)/Onshi/tmp/onshi-work" :ruby: "C:/Program Files (x86)/Onshi/Ruby/bin/ruby.exe" :use_weborca:
--- :api_user: ormaster ← glcliene2のID :api_key: ***** ← glcliene2のパスワード :api_server: 192.168.0.138 ←orcaサーバのIP :use_ssl: false :ca_cert: "" :cert: "" :cert_key: "" :passphrase: :log_file: "C:/Program Files (x86)/Onshi/log/onshi-shell.log.txt" :log_level: info :req_dir: "//Face-PC/OQS/req" :req_password: :xml_log_dir: "C:/Program Files (x86)/Onshi/data/bak/ref" :ref_dir: :use_weborca: 動作確認 †
確認のため、以下のpush-exchangerを起動する
C:\Program Files (x86)\push-exchanger>start /b /wait Ruby\bin\ruby.exe -I lib push-exchanger config.yml
{"command":"subscribed","req.id":"9e9926ed-0c7b-48de-9196-4c10b07d689f","sub.id":"amq.gen-sHlendT1QtPgEIdrr4ImPQ"}
Port 8000と9400が開いていることを確認 # sudo lsof -i -P | grep 9400 pusher 1591 orca 5u IPv6 31795 0t0 TCP *:9400 (LISTEN) # sudo lsof -i -P | grep 8000 glserver 1639 orca 4u IPv4 31694 0t0 TCP *:8000 (LISTEN) glserver 1639 orca 5u IPv6 31695 0t0 TCP *:8000 (LISTEN) 不思議なのは9400がIPv6、なぜ？windowsとの通信はIpv4のはず？ IPv6が表示されてるときはIPv4でもアクセス可能なようだ 参考 https://qiita.com/fetaro/items/d5164ba8271114d8a0c8 資格認証して、orcaに取り込む †顔認証装置(マイナタッチ)で作業が完了すると「C:\OQS\face」に図のようなxmlファイルが作成される。オンラインで認証完了すると自動で削除される
その後以下のようにオンライン認証画面に表示する 患者登録を行うとこの画面から消える
その後以下のようにオンライン認証画面に表示する 患者登録を行うとこの画面から消える
ヤマハルータ設定（IPV6再配布とそのフィルタ） †具体例：
プリフィックス再配布のトリガはICMP6で行う→IPv6フィルタで特定のPCのみ許可することで、そのPCだけに再配布することが出来る プリフィックス再配布と光電話 †光電話契約なし †(RA)-------->[Router]----> 光電話ないときは再配布はRAになる 光電話契約あり †
(DHCP-PD)--->[HGW]--(RA)--->[Router]--->
(DHCP-PD)--->[HGW]--(RA)--->
|
|
-->[Router]--->
大半が、Type2なので、光電話契約=DHCP-PDでOKだが、Type1のように、HGWはRAで再配布するので、ルータの設定はRAになるので注意する。
NVR510の具体例 †資格確認から配布されるIPv6プリフィックスは56Bit -----------
LAN2| NVR510 |LAN1
IP-VPN ----------| |----------（院内）
-----------
変更個所 †DHCP-PDからRAに変更したときの変更箇所
ipv6 prefix 1 dhcp-prefix@lan2::/64 ipv6 vlan1 address dhcp-prefix@lan2::1/64 ipv6 route default gateway dhcp lan2 ipv6 lan2 address dhcp ipv6 lan2 dhcp service client
ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/64 ipv6 vlan1 address ra-prefix@lan2::1/64 ipv6 lan2 dhcp service client ir=on
ngn type lan2 ntt ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/64 ipv6 lan1 address ra-prefix@lan2::3/64 ipv6 lan1 rtadv send 1 o_flag=on ipv6 lan1 dhcp service server ipv6 lan2 address dhcp ipv6 lan2 dhcp service client ir=on LAN2のIPv6 INフィルタ †
ipv6 lan2 secure filter in 500999 600000 601001 601002 ipv6 filter 500999 reject * * icmp6 128 * :Port 128はエコー要求→NGN網の他の院からのPing応答の拒否、ルータを経由したicmp6通信はこのフィルタでは制御していない ちなみに、icmp-ndは近郊についての処理(多分同一セグメント内についての処理) ipv6 filter 600000 pass * * icmp6 * * ipv6 filter 601001 pass * * tcp * ident ipv6 filter 601002 pass * * udp * 546 ステートレス自動設定 (SLAAC)： †https://wiki.archlinux.jp/index.php/IPv6 �� RAを利用したステートレス自動設定 �ぁ�RAとDHCPv6によるステートレス自動設定 �ァ�DHCPv6によるステートフル自動設定 modified EUI-64形式 †リンクローカル IPv6 アドレスは ・ ランダムな数値による自動生成の有効化 ： netsh interface ipv6 set global randomizeidentifiers=enabled
MACアドレス |3Byte| |3Byte| ↓ | || || | FF FE |3Byte| ↓ b7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0 →b1を反転 例) MAC:00:0B:5D:4B:D8:90 00 → 00000000 →(反転)00000010 リンクローカル IPv6 アドレス 020B:5DFF:FE4B:D890 netshコマンド †> netsh netsh>interface ipv6 netsh interface ipv6> NVR510のリンクローカルIPV6アドレス †
>arp -a 192.168.100.40 ac-44-f2-cf-62-d8 動的 modified EUI-64形式からリンクローカルIPV6アドレスを生成 リンクローカルIPV6アドレス:fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8
>ping fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8 fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8 に ping を送信しています 32 バイトのデータ: fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8 からの応答: 時間 <1ms fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8 からの応答: 時間 <1ms fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8 からの応答: 時間 <1ms
netsh interface ipv6>show neighbors インターネット アドレス 物理アドレス 種類 -------------------------------------------- ----------------- ----------- fe80::ae44:f2ff:fecf:62d8 ac-44-f2-cf-62-d8 到達可能 (ルーター) fe80::ae44:fcff:fecf:62d8 到達不可 到達不可 fe80::b60f:3bf4:d6c8:a80b c0-25-a5-bd-d8-2b Stale ff02::1 33-33-00-00-00-01 恒久 「NVR510/NVR500オンライン資格確認 動作検証結果」 †
このオプションがないと、IPv6のアドレスが取得できない NVR500はこのオプションが有効ならないようなので、対策としてWindowsのDNSに直接記入
https://network-innovation.jp/column/techdesign-024/
dns server select 1 2001:a7ff:5f01::a edns=on 2001:a7ff:5f01:1::a edns=on any flets-west.jp dns server select 10 2001:a7ff:f014:d00::53:1 edns=on 2001:a7ff:f014:d00::53:2 edns=on any base.oqs-pdl.org 上記の設定は base.oqs-pdl.orgの名前解決は2001:a7ff:f014:d00::53:1に問い合わせよという意味
参考 †ステートフルとは、状況によって、あるリクエストをしたら、レスポンス (対応や反応、応答内容等) が変わるもの。特に、それ以前のやり取りの状況 (ステート) によって回答が変わるものを言います。 ステートレスとは、状況によらず、あるリクエストをしたら、必ず同じ結果になるもの。特に、それまでのリクエスト・レスポンスのことは一切考えず、今来たリクエストを額面通りに受け取って回答するものを言います。 |
資格認証手順1.png 195件
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資格確認設定.png 190件
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マイナタッチ起動.png 197件
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資格認証手順4.png 186件
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資格認証手順3.png 170件
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資格認証手順2.png 202件
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マイナンバーカード1.png 209件
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医療機関等ONS_DL.png 200件
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マイナタッチ認識.png 174件
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マイナタッチ起動2.png 169件
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push-exchanger.png 189件
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