• 特定非営利活動法人 西林野巫の会

    Conquest Dicomサーバのルーティング機能

    Conquest Dicomサーバはデータを受信すると自動で、他のDicomサーバにDICOMデータを転送するルーティング機能がある。

    例えばモダリティにより、転送先サーバを変更することが出来る。
    インストールしたフォルダのdicom.iniというフォルダに以下のように追加すればよい

    この例はtag(0008,0060)のモダリティがCRのデータはWin11-2110に転送する。

    # Setup conquest server to forward all images received to multiple pacs servers
    ForwardAssociationLevel = *
    ForwardAssociationCloseDelay = 5
    ForwardAssociationRefreshDelay = 3600
    ExportConverters = 1
    ExportConverter0 = forward to Win112110
    ExportModality0 = CR

    その他のtagに対応するにはExportFilter0 というフィルタがある。
    以下はtag(0018,0015) BodyPartExaminedが「CHEST」のとき転送する例である。

    ExportConverter0 = forward to Win112110
    ExportModality0 = CR
    ExportFilter0 = BodyPartEx=’CHEST’

    ExportFilter0のパラメータはConquestのデータベースのSQLのでテーブル名「DICOMSeries」のSELECT文のwhere以降を指定すればよいみたい。
    このとき、ExportFilter0の=の前後はスペースが必要なようだ。
    また、Conquestインストール時にSqliteを指定した場合はデータベースのスキーマを調べるために以下から、sqlite-tools-win32-x86-3420000.zipをDLして、データベースに接続する必要がある。

    https://www.sqlite.org/index.html

    詳しくは以下を参照

    http://mz80.ism21.net/?%B0%E5%CE%C5%B4%D8%B7%B8/Sqlite%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB%A4%C8Dicom%C5%BE%C1%F7%C0%E8%A4%F2%BB%D8%C4%EA