#author("2022-04-08T12:16:07+09:00","default:okada","okada") #author("2022-08-13T10:46:54+09:00","default:okada","okada") *Active!mail2003 [#md9a8c01] RIGHT:更新日&lastmod(); **メール受信本文のアイコンが表示されないとき [#abac1eb4] 以下のようにアイコンが表示されないときは「この二つのアイコン」が先の受信メールと後の受信メールなので、どちらかをクリックして表示メールを移動すると、アイコンが表示するようになる(原因は未解決) &ref("./アイコンが崩れる.png"); **ログイン画面の画像等が表示されないとき [#zf5c413d] 「system.cfg」の以下のHTTP_SERVERの指定とアクセスURLが異なるとき発生するようだ ##HTTP_SERVER: 192.168.10.48 HTTP_SERVER: mz80.ism21.net &ref("noimage.png"); ---- Active!mail2003の評価版を入手したのでそのインストールを行う。Downloadは[[ここ:http://www.transware.co.jp/support_am/download.html]]から出来る。環境はpostfix-2.0.20 + courier-imap-4.0.3 + Apache2.xでおこなった。imapのインストールについては[[ここ:https://wwwism.dyndns.org/hp/linux/coimap.htm]]を参考にする。 Apache2.2.2+postfix-2.0.20+courier-imap-4.1.1でも確認した。Active!mail2003のソースはRedhat9用(fd28_AM23rh9_b200301370782_a.tgz)を利用した。 特に、tomcat等のインストールも必要ないようだ。 Vine4.xではkernelが2.6になったのでRed Hat Enterprise AS 4.0(ff30_AM23rhas4_b200301370783_a.tar)を利用した。インストールはVine3.xと同じ。 &color(red){注)Cyrus IMAPでは、パスワード変更、メール転送、携帯転送、不在通知、モバイル機能の着信通知は使用できないようだ。}; **インストール [#i341229b] apacheの設定変更 httpd.confの ''apache2.2.xでは'' ScriptAlias /cgi-bin/ "/usr/local/apache222/cgi-bin/" の後あたりのとの間に以下を追加 ## Active mail ## Edit By JE2ISM <IfModule alias_module> Alias /active-mail/ "/usr/local/activemail/login/" Alias /am_viz/ "/usr/local/activemail/visual/" ScriptAlias /am_bin/ "/usr/local/activemail/bin/" ScriptAlias /amm_bin/ "/usr/local/activemail/amm_bin/" <Directory /usr/local/activemail/> Allow from all </Directory> </IfModule> ''apache2.0.xでは'' Alias /icons/ "/usr/local/apache2053/icons/" の後あたりに以下を追加 ## Active mail ## Edit By JE2ISM <IfModule mod_alias.c> Alias /active-mail/ "/usr/local/activemail/login/" Alias /am_viz/ "/usr/local/activemail/visual/" ScriptAlias /am_bin/ "/usr/local/activemail/bin/" ScriptAlias /amm_bin/ "/usr/local/activemail/amm_bin/" </IfModule> apacheが再起動できるか確認 **Active!mailのインストール [#acba1dd5] Vine3.xのアーカイブはres32304.tgz or red92304.tgzどちらも差はないようで Vine2.6のアーカイブはlnxi2304.tgzなので今回は、res32304.tgzをインストール $ su # cd /usr/local # tar zxvf /usr/local/src/res32304.tgz Active!mailのディレクトリのオーナ等の設定 # cd /usr/local/activemail/ # chown -R www.www var # chmod -R 700 var # chmod 707 var var/tmp var/log **Active!mailの設定 [#k0b60784] system.cfgを編集 # cd /usr/local/activemail #========== 1. ライセンス設定 ==========# SERIAL_NUMBER: xxxxxxxxxxxxxxx <---今回はデモなので変更なし。 #========== 2. 基本サーバ設定 ==========# DOMAIN_NAME: company.co.jp <---使用するドメインに変更(注)[192. 168.1.1]のようなIP指定をするとなぜかモバイル設定でメールが送信できなくなった.) HTTP_SERVER: webmail.company.co.jp <---使用するサーバ名or IPアド レスに変更(webmail.company.co.jp:8080でポート指定も可) IMAP_SERVER: localhost <---使用するサーバ名に変更 SMTP_SERVER: localhost <---使用するサーバ名に変更 #========== 5. メールサーバ設定 ==========# #HAVE_NAMESPACE: YES HAVE_NAMESPACE: YES <---コメントを削除(courier-imap用設定) #========== 6. 標準機能設定 ==========# # ADMIN_ID # Active!mailのアドミニストレータのUserIDを設定します。 ADMIN_ID: admin <---Linuxユーザをここに登録するとこのユーザでActive!mailを設定できる ***各種設定 [#w2c584d3] ~user/Maildirディレクトリがないと「ユーザ名パスワードが違います」のエラーで loginできない。(imapの仕様かも) /usr/local/activemail/var/domainに以下の空ファイルを作成する。これがないと 「System:ユーザ登録が完了していません。管理者に問いあせてください。」という エラーが出る # touch register.txt また、ユーザ数については/usr/local/activemail/var/domain/(ドメイン名)の下の ユーザディレクトリ数によって制限される。よってユーザ数を減らすにはユーザ ディレクトリを削除する。 login時に「タイムアウトでログインできません」等のエラーが出るときはクライアント又はサーバの時間が狂っている可能性があるので注意。 ''アクセス'' http://(server)/active-mail/ **SSL対応にするには [#hf3795ac] SSL対応にするにはwebアクセスするときにhttps://でアクセスする。そのため全てのhttpの指定をhttpsにする必要がある。 そのための変換プログラムがActive!mailには添付されているのでそれを利用する。 # cd /usr/local/activemail/etc/ # ./conv_ssl -s ../visual ''httpsからhttpに戻すには'' # ./conv_ssl -h ../visual とする **モバイルの設定 [#x18eee7a] オプション -->モバイルで設定する 名前にはloginIDを指定する。 以下のエラーだがactivemail/bin/option/am_mobile.cgiのステッキービットを立ててやるとうまくいくようだ # cd /usr/local/activemail/bin/option # chown root.root am_mobile.cgi # chmod u+s am_mobile.cgi &color(red){設定時にERROR 33281: main: .forward が読み込めません。};というエラーがでるときは、ホームディレクトリで $ cd $ touch .forward $ chmod go+w .forward .forwardを作成し書き込み権限をwwwに与える。 これでメール着信を知らせる以下のような内容が登録されるが、&color(red){.forwardが666だとforwardされない};ので再度権限を変更する必要がある $ chmod go-w .forward ''登録内容(.forward)'' \okada "|/usr/local/activemail/amm_bin/notice okada abc.ne.jp localhost abc@softbank.ne.jp" ''携帯のページがパスワードでうまく表示されないとき'' アクセスは/active-mail/mobile.htmlでOKだが 直接パスワード、IDを送るには/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****とすればよいが 私の機種(V401SH:SHARP)ではなぜかエラーるので以下のようなページを作成し、 アクセスするとうまくいった。 <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <meta http-equiv="refresh" content="0; url=http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/ login?id=okada&pwd=*****"> </head> <body> <!-- <a href="http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****">Link</A> --> </body> </html> ***procmailなどlocalメールで別フォルダに分けたのを閲覧する方法 [#z549213b] ~/Maildir/abcにあるメールをActive!mailで読むには まずActive!mailで オプション --> メールボックス管理で 新しいメールボックスを作成。 「abc」という名前で作成。 作成すると~/Maildir/.abcというフォルダが出来る $ cd ~/Maildir/.abc $ mv cur cur.org $ ln -s ../abc/cur cur or $ ln -s ../abc cur もし、courierimapuiddbというファイルがあれば、削除。 これでしばらくすると見えるようになる。 空のメールボックスをコピーしても良い。このときはActive!mail側でメールボックスは 非表示になっているので、オプション --> メールボックス管理で表示にする。 ***受信Boxの下のすでに存在するメールフォルダを作成する手順 [#y55f00f6] メールフォルダが「Maildir/.oldmail」の場合 +$ cd Maildir +$ cp -a .oldmail oldmail.og ← ファイル名行頭の「.」は必ず外す(次でメールボックスを削除するので、内容を消さないようにする) +Active Mailの「オプション」→「メールボックス管理」で「oldmail」のメールボックスを削除 +Maildir内に.oldmailがないことを確認 +メールボックス管理で「oldmail」の名前のメールボックスを作成 +Maildir内に.oldmailが作成されたことを確認 +$ mv .oldmail oldmail.001 ← 作成した.oldmailをリネーム(ファイル名行頭の「.」は必ず外す:ActiveMail上に表示させないため) +$ mv oldmail.og .oldmail ←本来の.oldmailを.oldmailにリネーム +Active Mailで確認 +rm -rf oldmail.001 ←ダミーで作成したディレクトリの削除 ActiveMail上のメールボックス管理では「[oldmail]」のように表示される 以上 -------------------------------------------------------------------------------- RIGHT:[[元ページ:http://wwwism.dyndns.org/hp/linux/act-mail.htm]]