「system.cfg」の以下のHTTP_SERVERの指定とアクセスURLが異なるとき発生するようだ
##HTTP_SERVER: 192.168.10.48 HTTP_SERVER: mz80.ism21.net
Active!mail2003の評価版を入手したのでそのインストールを行う。Downloadはここから出来る。環境はpostfix-2.0.20 + courier-imap-4.0.3 + Apache2.xでおこなった。imapのインストールについてはここを参考にする。 Apache2.2.2+postfix-2.0.20+courier-imap-4.1.1でも確認した。Active!mail2003のソースはRedhat9用(fd28_AM23rh9_b200301370782_a.tgz)を利用した。 特に、tomcat等のインストールも必要ないようだ。
Vine4.xではkernelが2.6になったのでRed Hat Enterprise AS 4.0(ff30_AM23rhas4_b200301370783_a.tar)を利用した。インストールはVine3.xと同じ。
注)Cyrus IMAPでは、パスワード変更、メール転送、携帯転送、不在通知、モバイル機能の着信通知は使用できないようだ。
apacheの設定変更
httpd.confの
apache2.2.xでは
ScriptAlias /cgi-bin/ "/usr/local/apache222/cgi-bin/" の後あたりのとの間に以下を追加
## Active mail ## Edit By JE2ISM Alias /active-mail/ "/usr/local/activemail/login/" Alias /am_viz/ "/usr/local/activemail/visual/" ScriptAlias /am_bin/ "/usr/local/activemail/bin/" ScriptAlias /amm_bin/ "/usr/local/activemail/amm_bin/" <Directory /usr/local/activemail/> Allow from all </Directory>
apache2.0.xでは Alias /icons/ "/usr/local/apache2053/icons/"
の後あたりに以下を追加
## Active mail ## Edit By JE2ISM <IfModule mod_alias.c> Alias /active-mail/ "/usr/local/activemail/login/" Alias /am_viz/ "/usr/local/activemail/visual/" ScriptAlias /am_bin/ "/usr/local/activemail/bin/" ScriptAlias /amm_bin/ "/usr/local/activemail/amm_bin/" </IfModule>
apacheが再起動できるか確認
Vine3.xのアーカイブはres32304.tgz or red92304.tgzどちらも差はないようで Vine2.6のアーカイブはlnxi2304.tgzなので今回は、res32304.tgzをインストール
$ su # cd /usr/local # tar zxvf /usr/local/src/res32304.tgz
Active!mailのディレクトリのオーナ等の設定
# cd /usr/local/activemail/ # chown -R www.www var # chmod -R 700 var # chmod 707 var var/tmp var/log
system.cfgを編集
# cd /usr/local/activemail #========== 1. ライセンス設定 ==========# SERIAL_NUMBER: xxxxxxxxxxxxxxx <---今回はデモなので変更なし。 #========== 2. 基本サーバ設定 ==========# DOMAIN_NAME: company.co.jp <---使用するドメインに変更(注)[192. 168.1.1]のようなIP指定をするとなぜかモバイル設定でメールが送信できなくなった.) HTTP_SERVER: webmail.company.co.jp <---使用するサーバ名or IPアド レスに変更(webmail.company.co.jp:8080でポート指定も可) IMAP_SERVER: localhost <---使用するサーバ名に変更 SMTP_SERVER: localhost <---使用するサーバ名に変更 #========== 5. メールサーバ設定 ==========# #HAVE_NAMESPACE: YES HAVE_NAMESPACE: YES <---コメントを削除(courier-imap用設定) #========== 6. 標準機能設定 ==========# # ADMIN_ID # Active!mailのアドミニストレータのUserIDを設定します。 ADMIN_ID: admin <---Linuxユーザをここに登録するとこのユーザでActive!mailを設定できる
user/Maildirディレクトリがないと「ユーザ名パスワードが違います」のエラーで loginできない。(imapの仕様かも)
/usr/local/activemail/var/domainに以下の空ファイルを作成する。これがないと 「System:ユーザ登録が完了していません。管理者に問いあせてください。」という エラーが出る
# touch register.txt
また、ユーザ数については/usr/local/activemail/var/domain/(ドメイン名)の下の ユーザディレクトリ数によって制限される。よってユーザ数を減らすにはユーザ ディレクトリを削除する。
login時に「タイムアウトでログインできません」等のエラーが出るときはクライアント又はサーバの時間が狂っている可能性があるので注意。
アクセス
http://(server)/active-mail/
SSL対応にするにはwebアクセスするときにhttps://でアクセスする。そのため全てのhttpの指定をhttpsにする必要がある。 そのための変換プログラムがActive!mailには添付されているのでそれを利用する。
# cd /usr/local/activemail/etc/ # ./conv_ssl -s ../visual
httpsからhttpに戻すには
# ./conv_ssl -h ../visual
とする
オプション -->モバイルで設定する 名前にはloginIDを指定する。
以下のエラーだがactivemail/bin/option/am_mobile.cgiのステッキービットを立ててやるとうまくいくようだ
# cd /usr/local/activemail/bin/option # chown root.root am_mobile.cgi # chmod u+s am_mobile.cgi
設定時にERROR 33281: main: .forward が読み込めません。というエラーがでるときは、ホームディレクトリで
$ cd $ touch .forward $ chmod go+w .forward
.forwardを作成し書き込み権限をwwwに与える。
これでメール着信を知らせる以下のような内容が登録されるが、.forwardが666だとforwardされないので再度権限を変更する必要がある
$ chmod go-w .forward
登録内容(.forward)
\okada "|/usr/local/activemail/amm_bin/notice okada abc.ne.jp localhost abc@softbank.ne.jp"
携帯のページがパスワードでうまく表示されないとき アクセスは/active-mail/mobile.htmlでOKだが 直接パスワード、IDを送るには/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****とすればよいが 私の機種(V401SH:SHARP)ではなぜかエラーるので以下のようなページを作成し、 アクセスするとうまくいった。
<html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> <meta http-equiv="refresh" content="0; url=http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/ login?id=okada&pwd=*****"> </head> <body> <!-- <a href="http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****">Link</A> --> </body> </html>
/Maildir/abcにあるメールをActive!mailで読むには まずActive!mailで オプション --> メールボックス管理で 新しいメールボックスを作成。 「abc」という名前で作成。
作成すると~/Maildir/.abcというフォルダが出来る
$ cd ~/Maildir/.abc $ mv cur cur.org $ ln -s ../abc/cur cur or $ ln -s ../abc cur
もし、courierimapuiddbというファイルがあれば、削除。
これでしばらくすると見えるようになる。
空のメールボックスをコピーしても良い。このときはActive!mail側でメールボックスは 非表示になっているので、オプション --> メールボックス管理で表示にする。