mahara

更新日2009-03-30 (月) 16:49:29

maharaはオープンソースのポートフォリオで、日本語化もできるので、インストールを行ってみた。

インストール

以下のサイトから本体をmahara-1.1.2.tar.gzなどをDownload
http://mahara.org/

以下のサイトから日本語パックja.utf8-refs_heads_1.1_STABLE.tar.gzなどをDownload

http://wiki.mahara.org/Download_Mahara

maharaインストール

$ cd ~okada/download/mahara

$ tar zxvf mahara-1.1.2.tar.gz
$ tar zxvf ja.utf8-refs_heads_1.1_STABLE.tar.gz

htdocsが本体なので、それをウェブアクセスフォルダにコピー

$ cd /var/www/html/
$ su
# cp -a ~okada/download/mahara/mahara-1.1.2/htdocs
# mv htdocs mahara-1.1.2
# chown -R apache.apache mahara-1.1.2
# ln -s mahara-1.1.2 mahara
# exit 

日本語パックをインストール

のような構造を作成する

$ cd /var/www/html/mahara
$ cp -a ~okada/download/mahara/ja.utf8/* .

これで日本語化はOK

インストールの続き

書き込み可能なデータディレクトリの作成

ただし、webからアクセスできない場所に作成する必要あり。アクセス可能場所に作成した場合、マイファイルがUPできるがDownしょうとするとAccess denyになる

# cd /var/www
# mkdir maharadata
# chown apache.apache maharadata

DB(Mysql)の設定

DBの作成、権限を作成。

mysql> CREATE DATABASE mahara CHARACTER SET utf8;
mysql> grant all on mahara.* to  maharauser@localhost IDENTIFIED BY '*****' WITH GRANT OPTION;

設定ファイルのの編集

config-dist.php をconfig.phpに変更して以下の内容を設定

$ cp config-dist.php config.php

DBの種類、DB名、DBユーザ、パスワードの設定と先の書き込み可能ディレクトリのパスの指定

config.phpを編集

// database connection details
// valid values for dbtype are 'postgres8' and 'mysql5'
//$cfg->dbtype   = 'postgres8';
$cfg->dbtype   = 'mysql5';
$cfg->dbhost   = 'localhost';
$cfg->dbport   = null;
$cfg->dbname   = 'mahara';
$cfg->dbuser   = 'maharauser';
$cfg->dbpass   = '******'; 

(略)

// wwwroot - the web-visible path to your Mahara installation
// Normally, this is automatically detected - if it doesn't work for you
// then try specifying it here
// インストールディレクトリにリンクを使用した場合rootを明示化しておく必要が
//ありそうだ。
//$cfg->wwwroot = 'http://myhost.com/mahara/';
$cfg->wwwroot = 'http://192.168.10.220/mahara/';

(略)

// This path must be writable by the webserver and outside document root (the
// place where the Mahara files like index.php have been installed).
// Mahara will NOT RUN if this is inside your document root, because
// this is a big security hole.
//$cfg->dataroot = '/path/to/uploaddir';
$cfg->dataroot = '/var/www/maharadata';

その後以下のcronコマンドを実行

$ php lib/cron.php

問題なければcronの設定

10 * * * * /usr/bin/php /var/www/html/mahara/lib/cron.php

php5.2以降はすでにphp-jsonが含まれているので以下のコマンドが実行できるが、それ以前のバージョンでは

Your server configuration does not include the JSON extension. Mahara requires
this in order to send some data to and from the browser. Please make sure that
is loaded in php.ini, or install it if it is not installed.

というエラーが出るので

http://www.aurore.net/projects/php-json/からソースをとってきて
configure, make, make installする必要あり。

上記のcron.phpを動作させるとdatarootにディレクトリができるのでそれが777でないとアクセス時エラーするので

$chmod -R 777 dataroot

ウェブからあとはインストールする。

http//(サーバ)/mahara/
ID admin
pass mahara

パスワード変更後

設定 -> プリファレンスの言語で日本語を選択

サイト設定 -> サイトオプション

言語:日本語

使用方法

プロファイル

プロファイルの中にマイビューを入れるとマイビューが表示される。このマイビューはマイポートフォリオの中で作成される。また、マイビューについてのアクセス権もここで設定できる。
ここでフォルダを指定してアクセス権をグループのメンバーを指定すると設定したグループのメンバーしか見えないプロファイルが作成できる。

同じことがグループのファイルでもできるが、同じファイル名、フォルダ名はパーミッションをはずしても上書きできるので、学生側からの上書き防止ができないようだ。方法があるかもわからないが今は不明。

ファイル名の日本語

Upするときは問題ないがIE7(もしかするとすべてのIE)でDownloadのとき文字化けする。 Operaは問題ないようだ。IEでUPOperaでDownでもOKなようだ。対策は不明


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