VAMT(Volume Actitivation Management Tool) †
更新日 2008-09-24 (水) 14:33:37
KMSライセンスの認証をまとめて行うことができるツールで認証を行うPCがインターネットに接続されていない場合などに使用する。ここからDonload。
VAMTはXP,Vista,2008serverで動作する。
VAMTホストの設定 †
インストーラを起動することで、インストールできるが、そのPCにはいくつかの設定が必要。今回はVistaを利用した
ファイアウォール設定 †
- コントロールパネルからWindowsファイアウォールによるプログラムの許可
- 例外設定でネットワーク検索にチェックを入れる
VAMTクライアントの設定 †
認証を受けるPCの設定
ファイアウォール設定 †
- コントロールパネルからWindowsファイアウォールによるプログラムの許可
- 例外設定でWindows Management Instrumentation(WMI)にチェックを入れる
レジストリの設定 †
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\system
に以下のキーを作成
名前:LocalAccountTokenFilterPolicy
種類:DWORD
値:1
VAMTの実行 †
- ここからの作業はインターネットから切断したLAN上で行う
クライアントの登録 †
- 「Action」->「Add Computers」
- Name for this new Computer Group(required):に現在のクライアントの属するグループ名を入れる。(左ペインのUser Defined Groupsのグループ名になる)
- その下のドロップダウンメニューからは今回はWorkGroupから検索するので「Search forcomputers in the workgroup」を選択する
- 「Filter for computers in this workgroup」にネットワーク内のグループが入るのでその中から今回Addするグループを選択しOKを押す
- Manually enter name or IP address:[Computer Name or IP Address]欄にIPまたはコンピュータ名を入れる
- Search forcomputers in the Active Directory: ActiveDirectoryにクライアントが参加しているときに使用
すると右のペインに検索できたPCが現れる。このときのアイコンはまたはになっている
コンピュータ情報収集 †
- 右ペインを全体のPCについて情報収集を行うときはメニューからAction、単体のPCから収集するときはそのPCを選択して右クリック
- 「Refresh Computer Status」->「Alternate Credentials」
- 「Enter Account Information」のダイアログボックスが開くので管理者名とパスワードを入力(複数PCがあるときは複数回でるのかな?)
- 「Collecting computer infomation.....」というダイアログボックスが出て情報収集が終わると自動で閉じて、右側ペインのPCアイコンが になる。すでに認証済みのPCのアイコンは になっている。(原因は不明だが黄色い!のアイコンになるとうまく認証できない)
MAKキー(プロダクトキー)をVAMTに入力 †
- メニューの「オプション」->「Manage MAKs」
- [ManageMAK Keys]のダイアログボックスが開くので「Add」をクリック
- [Add a MAK Key]ダイアログが開くので「MAK Product Key」にMAKプロダクトキーを入れる。
- 「Validate」を押すとMAK Edition Typeに 「Vista Business」等のライセンスが表示されっるので、Discription(required)に説明を入力して「Add」をクリック
- [ManageMAK Keys]のダイアログボックスで「Exit」で終了。
注)このときインターネットに接続されているとき、「Refresh Remaning Count」を押すとMAKのMSのカウントが進む。
VAMTでPCにMAKをインストール †
- 右ペインを全体のPCについて情報収集を行うときはメニューからAction、単体のPCから収集するときはそのPCを選択して右クリック
- 「MAK Proxy Activate」をクリックすると[MAK Proxy Activate for group.....]というダイアログボックスが開くので次のようにチェック
- Install MAK(overwrite exiting ->チェック
- Get Confirmation ID from Microsoft ->チェックなし
- Apply Confirmation ID and Active ->チェックなし
- Use Alternate Credentals ->チェック
- 「OK」を押すと[Enter Account Information]ダイアログボックスが開くので管理者のIDとパスワードを入力して「OK」
- [Assiging Product Keys]ダイアログボックスが開きMAKインストールが実行される。少し経つと自動的に閉じる
- メニューからFile -> Saveで[Save the Computer Information List]ダイアログボックスで認証前のグループ情報を保存しておく(e.g. workgroup.cil)[注1]
コンピュータごとの認証前情報(CIL)の保存
- MAKインストールされたPCを右クリックして「Export Computers」を選択すると[Save the Computer Infomation List]が開く(上と同じダイアログボックス)ので[Exclude any .....]にチェックを入れ保存する(e.g. PC1.cil)[注2](または右ペインのグループ名を選択してメニューからActionで全体をエクスポート)
- VAMT終了
「Exclude any .....」にチェックを入れるとPersonally Identifiable Information(PII)が出力されない
VAMTのPCをインターネットに接続してCILファイルの認証 †
- VAMTを起動し、File->Importで「コンピュータごとの認証前情報」でExportされたファイル(e.g. PC1.cil)をインポートする。(このときはコンピュータ名は表示されない)
- 右ペインで目的のPCを右クリックし、「MAK Proxy Activate」をクリックすると[MAK Proxy Activate for group.....]というダイアログボックスが開くので次のようにチェック
- Install MAK(overwrite exiting ->チェックなし
- Get Confirmation ID from Microsoft ->チェック
- Apply Confirmation ID and Active ->チェックなし
- Use Alternate Credentals ->チェックなし
- 「OK」を押すと[Getting a confirmation ID online]ダイアログボックスが開き、認証が終了するとこのダイアログボックスが閉じる
- 右ペインで今行ったPCの「Pending Confirmation ID」に値が入ることを確認
メニューからFile -> Saveで[Save the Computer Information List]ダイアログボックスで認証後のPC情報を保存(e.g. PC1-after.cil)
- VAMT終了
VAMTで認証後のPC情報ファイルをマージ †
ここで、この作業が初めてのときは先の[注1]で保存した未認証のファイル(workgroup.cil)をオープンし先の作業で認証済みのファイル(PC1-after.cil)をインポートし、それを認証済みファイル(workgroup-after.cil)として保存する。
ただし、2回目(2台目)以降はこのときポープンするファイルを認証済みファイル(workgroup-after.cil)とし、新たに認証したPCの認証後のPC情報ファイルをインポートし、認証済みファイル(workgroup-after.cil)に上書き保存しマージしていくと最終的にはすべての認証済みCILファイルができる。
- (インターネット切り離しLAN上で、)VMATを起動し、File->Openで初めての場合は認証前のグループ情報(workgroup.cil)を2回目以降は認証済みファイル(workgroup-after.cil)を開く
- メニューからFile->Importで認証後のPC情報(PC1-after.cil)をインポートしマージする。
- メニューからFile -> Saveで認証済みファイル(workgroup-after.cil)として保存または上書き保存する。
VAMTでライセンス認証 †
- まとめて認証するときはメニューからActionで、PCごとのときはVAMTの右ペインで認証を行いPCを右クリックし「MAK Proxy Activate」をクリックする
- [MAK Proxy Activate for group.....]というダイアログボックスが開くので次のようにチェック
- Install MAK(overwrite exiting ->チェックなし
- Get Confirmation ID from Microsoft ->チェックなし
- Apply Confirmation ID and Active ->チェック
- Use Alternate Credentals ->チェック
- 「OK」を押すと[Enter Account Information]ダイアログボックスが開くので管理者のIDとパスワードを入力して「OK」
- [Assinging a Confirmation ID]ダイアログボックスが開き、自動で閉じる。
- その後アイコンが になっていることを確認
PCの再構築 †
ハード障害等で再インストールを行ったときの処置
再インストールPCの状態をVAMT認証前の状態と同じにする †
- メニューのFile -> Openで認証済みファイル(workgroup-after.cil)を読み込む
- 右ペインから認証を行うPCを右クリック
- 「MAK Proxy Activate」をクリックすると[MAK Proxy Activate for group.....]というダイアログボックスが開くので次のようにチェック
- Install MAK(overwrite exiting ->チェック
- Get Confirmation ID from Microsoft ->チェックなし
- Apply Confirmation ID and Active ->チェックなし
- Use Alternate Credentals ->チェック
- 「OK」を押すと[Enter Account Information]ダイアログボックスが開くので管理者のIDとパスワードを入力して「OK」
- [Assiging Product Keys]ダイアログボックスが開きMAKインストールが実行される。少し経つと自動的に閉じる
- ここまでは、初めての時と同じように行うが、この作業はこれを行うことで、認証を行うクライアントPCに以前と同じ条件だよということを教える作業ののようなので、ここでVAMTを一度終了する。ただし保存するか聞かれるので絶対に保存しないようにする
すでにある情報のVAMTで再認証を行う †
- メニューのFile -> Openで認証済みファイル(workgroup-after.cil)を読み込む
- 右ペインから認証を行うPCを右クリック
- 「MAK Proxy Activate」をクリックすると[MAK Proxy Activate for group.....]というダイアログボックスが開くので次のようにチェック
- Install MAK(overwrite exiting ->チェックなし
- Get Confirmation ID from Microsoft ->チェックなし
- Apply Confirmation ID and Active ->チェック
- Use Alternate Credentals ->チェック
- 「OK」を押すと[Enter Account Information]ダイアログボックスが開くので管理者のIDとパスワードを入力して「OK」
- [Assiging Product Keys]ダイアログボックスが開きMAKインストールが実行される。少し経つと自動的に閉じる
- その後アイコンが になっていることを確認