Fault Torerance(FT)の設定 †
更新日 2017-04-30 (日) 20:29:19
ブラックリスト登録(v5.5.1-014) †
VMware FTを有効化した仮想マシンは、内部的にはプライマリ仮想マシン、セカンダリ仮想マシンのペアにより構成される。仮想マシンの利用者はプライマリ仮想マシンにアクセスし、サービスを利用する。プライマリ仮想マシンが動作中の物理マシンに故障が発生すると、セカンダリ仮想マシンが即座にプライマリ仮想マシンとなり、以降の処理を継続する。利用者からはトラブルが見えない。
HAはMTTRを短くするのが目的で、FTはMTBFを大きくするのが目的。
同じクラスタの2台の仮想ホストでFTロギングをオンにする †
![FT1.png FT1.png](./?plugin=ref&page=turboLinux_White%20Box%20Enterprise%20Linux_Fedora%20Core_Red%20Hat%20Memo%2FFault%20Torerance&src=FT1.png)
仮想マシンでFTをオンにする †
- HAは有効に設定
- CDなどがマウントしていると「Fault Toreranceをオンにする」がグレーアウトでオンにできない。
![FT2.png FT2.png](./?plugin=ref&page=turboLinux_White%20Box%20Enterprise%20Linux_Fedora%20Core_Red%20Hat%20Memo%2FFault%20Torerance&src=FT2.png)
エラー †
- 「HAの構成済みフェイルオーバーレベルに十分なリソースがありません」
![FT_Err1.png FT_Err1.png](./?plugin=ref&page=turboLinux_White%20Box%20Enterprise%20Linux_Fedora%20Core_Red%20Hat%20Memo%2FFault%20Torerance&src=FT_Err1.png)
仮想マシンのリソース変更や仮想ホストの変更は一度FTをオフにしてから行った。
動作確認 †
- マスタのコンピュータ名esxi65-3起動
- 起動しているコンピュータ名がesxi65-3であることを、vCenterの仮想マシンのサマリで確認
- sshで外部からesxi65-3に接続
- マスタのコンピュータ名esxi65-3のログイン後、外部にPingを送信。
- マスタのコンピュータ名esxi65-3をサスペンド。
- sshが遮断されず、ping応答も途切れないことを確認
- 起動しているコンピュータ名がesxi65-3からesxi65-に変更したことを、vCenterの仮想マシンのサマリで確認