UPS

更新日2008-12-04 (木) 09:09:24

設定

ジーエス・ユアサ パワーエレクトロニクスのUPSの製品の従来製品の製造中止に伴い新しいUPSのAcrostar‐TNAは従来のソフトが対応していないので、このUPS対応のAcroware-MiniというソフトをVine4.xにインストールを行った。正式動作保障にVineLinuxはないが、RedHatが対応しているので動作する。

インストール方法

接続時の注意として付属のRS-232Cケーブルは白と黒があるが必ず白いケーブルを使用すること。色以外では動作しない

インストール
展開するだけでOK

# cd /usr
# tar xvf (保存パス)/acroware-mini_v110.tar

起動確認

# Acroware-Mini PM1 PM2 PM3
PM1:シリアルポートの指定(例 /dev/ttyS0)
PM2: 電源異常確認時間を設定します。(停電発生から実際にシャットダウンスクリプトが実行されるまでの猶予時間(デフォルト60で60秒)
PM3: シャットダウンスクリプト実行からUPSが停止するまでの猶予時間(デフォルト60で60秒 1-255で設定可能)

# cd /usr/Acroware-Mini
# ./Acroware-Mini /dev/ttyS0 60 60
#Copyright(c) Powercom Co., Ltd., all rights reserved.
#PortName : /dev/ttyS1 ; AC fail counter : 120 sec
#Shutdown Delay: 120 sec
#Acroware-Mini program start!
#Acroware-Mini: The COM port use /dev/ttyS0.
#Acroware-Mini: AC Fail count down is set 120 sec.
#Acroware-Mini: UPS shutdown delay time is set 120 sec.
#Acroware-Mini: UPS Connected!!  <==このメッセージが出ればOK

1分以上たっても"UPS Connected!!"が表示されない場合や、 "UPS Connect Error!!"が表示された場合は、接続に失敗している。
この場合はBIOSの設定でSerialPortのアドレスが指定されているか(COM1[ttyS0]:3F8/IRQ4,COM2[ttyS1]:2F8/IRQ3),また、物理的な接続等、ケーブルの種類(白)をチェックする

IRQの表示

$ less /proc/devices
Character devices:
 1 mem
 4 /dev/vc/0
 4 tty
 4 ttyS    <==COMポートIRQ4
 5 /dev/tty
(略)

IOポートの表示

$ less /proc/ioports
0000-001f : dma1
0020-0021 : pic1
0040-0043 : timer0
0050-0053 : timer1
0060-006f : keyboard
0070-0077 : rtc
0080-008f : dma page reg
00a0-00a1 : pic2
00c0-00df : dma2
00f0-00ff : fpu
0290-0297 : pnp 00:07
03c0-03df : vesafb
03f8-03ff : serial   <=COMポートIOアドレス3F8
0400-041f : 0000:00:1f.3
0800-0803 : PM1a_EVT_BLK
(略)

実動作確認


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