Active!mail2003

更新日2022-08-13 (土) 10:46:54

Active!mail2003の評価版を入手したのでそのインストールを行う。Downloadはここから出来る。環境はpostfix-2.0.20 + courier-imap-4.0.3 + Apache2.xでおこなった。imapのインストールについてはここを参考にする。 Apache2.2.2+postfix-2.0.20+courier-imap-4.1.1でも確認した。Active!mail2003のソースはRedhat9用(fd28_AM23rh9_b200301370782_a.tgz)を利用した。 特に、tomcat等のインストールも必要ないようだ。

インストール apacheの設定変更

httpd.confの

apache2.2.xでは

ScriptAlias /cgi-bin/ "/usr/local/apache222/cgi-bin/" の後あたりのとの間に以下を追加

## Active mail

## Edit By JE2ISM

   Alias       /active-mail/   "/usr/local/activemail/login/"
   Alias       /am_viz/        "/usr/local/activemail/visual/"
   ScriptAlias /am_bin/        "/usr/local/activemail/bin/"
   ScriptAlias /amm_bin/       "/usr/local/activemail/amm_bin/"
   <Directory /usr/local/activemail/>
       Allow from all
   </Directory>

apache2.0.xでは Alias /icons/ "/usr/local/apache2053/icons/"

の後あたりに以下を追加

## Active mail

## Edit By JE2ISM

IfModule mod_alias.c>

   Alias       /active-mail/   "/usr/local/activemail/login/"
   Alias       /am_viz/        "/usr/local/activemail/visual/"
   ScriptAlias /am_bin/        "/usr/local/activemail/bin/"
   ScriptAlias /amm_bin/       "/usr/local/activemail/amm_bin/"

/IfModule> apacheが再起動できるか確認 Active!mailのインストール Vine3.xのアーカイブはres32304.tgz or red92304.tgzどちらも差はないようで Vine2.6のアーカイブはlnxi2304.tgzなので今回は、res32304.tgzをインストール

$ su

# cd /usr/local

# tar zxvf /usr/local/src/res32304.tgz

Active!mailのディレクトリのオーナ等の設定

# cd /usr/local/activemail/

# chown -R www.www var

# chmod -R 700 var

# chmod 707 var var/tmp var/log

Active!mailの設定 system.cfgを編集

# cd /usr/local/activemail

#========== 1. ライセンス設定 ==========#

SERIAL_NUMBER: xxxxxxxxxxxxxxx <---今回はデモなので変更なし。

#========== 2. 基本サーバ設定 ==========#

DOMAIN_NAME: company.co.jp  <---使用するドメインに変更(注)[192.168.1.1]のようなIP指定をするとなぜかモバイル設定でメールが送信できなくなった.)

HTTP_SERVER: webmail.company.co.jp  <---使用するサーバ名or IPアドレスに変更(webmail.company.co.jp:8080でポート指定も可)

IMAP_SERVER: localhost     <---使用するサーバ名に変更

SMTP_SERVER: localhost     <---使用するサーバ名に変更

#========== 5. メールサーバ設定 ==========#

#HAVE_NAMESPACE: YES HAVE_NAMESPACE: YES <---コメントを削除(courier-imap用設定)

#========== 6. 標準機能設定 ==========#

# ADMIN_ID

# Active!mailのアドミニストレータのUserIDを設定します。 ADMIN_ID: admin <---Linuxユーザをここに登録するとこのユーザでActive!mailを設定できる

各種設定

user/Maildirディレクトリがないと「ユーザ名パスワードが違います」のエラーで loginできない。(imapの仕様かも)

/usr/local/activemail/var/domainに以下の空ファイルを作成する。これがないと 「System:ユーザ登録が完了していません。管理者に問いあせてください。」という エラーが出る

# touch register.txt

また、ユーザ数については/usr/local/activemail/var/domain/(ドメイン名)の下の ユーザディレクトリ数によって制限される。よってユーザ数を減らすにはユーザ ディレクトリを削除する。

SSL対応にするには SSL対応にするにはwebアクセスするときにhttps://でアクセスする。そのため全てのhttpの指定をhttpsにする必要がある。 そのための変換プログラムがActive!mailには添付されているのでそれを利用する。

# cd /usr/local/activemail/etc/

# ./conv_ssl -s ../visual

httpsからhttpに戻すには

# ./conv_ssl -h ../visual

とする モバイルの設定

オプション -->モバイルで設定する 名前にはloginIDを指定する。

アクセスは/active-mail/mobile.htmlでOKだが 直接パスワード、IDを送るには/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****とすればよいが 私の機種(V401SH:SHARP)ではなぜかエラーるので以下のようなページを作成し、 アクセスするとうまくいった。

html>

head>

meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">

meta http-equiv="refresh" content="0; url=http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/logi n?id=okada&pwd=*****">

/head>

body>

!--

a href="http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****">Link</A>

procmailなどlocalメールで別フォルダに分けたのを閲覧する方法

/Maildir/abcにあるメールをActive!mailで読むには まずActive!mailで オプション --> メールボックス管理で 新しいメールボックスを作成。 「abc」という名前で作成。

作成すると~/Maildir/.abcというフォルダが出来る

$ cd ~/Maildir/.abc $ mv cur cur.org $ ln -s ../abc/cur cur or $ ln -s ../abc cur

もし、courierimapuiddbというファイルがあれば、削除。

これでしばらくすると見えるようになる。

空のメールボックスをコピーしても良い。このときはActive!mail側でメールボックスは 非表示になっているので、オプション --> メールボックス管理で表示にする。


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