*Xen CentOS5 [#s705e371] RIGHT:更新日 &lastmod(); **Xen [#c7343eb5] Xenは仮想化の一つで、VMWareと同じように複数のOSをゲストOSとして実行できるが、条件によってはゲストOSのカーネルにパッチを当てる必要がある。またローカルCDではなくネットワークからしかインストールできない場合がある。ただしVMWareServerに比べおーばヘッドが小さい。~ Xenでは全体を管理するDomain0とゲストOSが入る場所をDomainU(1OS1DomainU)という **CentOSでXenのインストール [#r3e11d13] CentOS5ではインストール時に「仮想化」を選択追加するとkernelがXen対応のがインストールされるので、インストール時に選択する。また次のようにVLMにインストールするためDiskはVLMでパーティションを切る。さらにゲストOSを入れるために1OSあたり、4GB以上の未使用領域を用意しておく。 ***ゲストOSのインストール方法 [#r9f26355] Xenでは、DomUのディスクイメージを、ファイルで持つのが一般的だ。例えばCentOS 5(RHEL5)だと/var/lib/xen/imagesの下に、domain01.imgと言うようなイメージファイルを持つ。しかし、この方式はオーバーヘッドが大きい。というのは、DomUから見ると、ファイルシステムが二重になっているからだ。 Dom0側のファイルシステム上にイメージファイルを持つので、DomUからみると、最終的に物理ディスクにアクセスするまでに、二度VFSとファイルシステムの世話になることになる。 これを回避するには、直接ブロックデバイスをDomUのイメージとして利用する方法がある。この場合のブロックデバイスとしては、/dev/sda3などのディスクデバイスを直接利用するという方法もあり得る(上図の物理デバイス方式)。また、LVMを介して割当る方法もある。~ 物理デバイス方式は、オーバーヘッドが最も少なく、性能的には有利だ。しかし、ディスク容量を変更することは容易ではない。~ 一方、LVM方式は、若干のオーバーヘッドはあるものの、ディスク容量の変更が可能だ。さらに、後に述べるように、スナップショット機能を利用したロールバックや容量の節約が可能になる。 ***DomainUへFedoraCore6のインストール [#h71e55a8] ''インストールするVLMを追加'' VolGroup00にLogVol02を追加する # /usr/sbin/lvcreate --size=4G --name LogVol02 VolGroup00 Logical volume "LogVol02" created またはGnomeから~ システム->管理->論理ボリューム管理~ で削除等もできる &ref(Xen1.png); ''DomainUの作成'' GUI(Gnome)上から~ アプリケーション -> システムツール -> Virtual Machine Manager 新規 =>新しい仮想システムを作成中 システム名: vmfc6 (/etc/xen/vmfc6に作成される) 仮想化の方法:完全仮想化ができないCPUの場合はグレーアウトしているので準仮想化で行う インストールメディア:ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/core/6/i386/os インストール場所:通常ディスクパーティション /VolGroup00/LogVol02を選択 メモリ、CPUの数を設定し 終了 もし、パスワードについて聞かれらたなにも「何もしない」を選択 これでFedoraCoreのCDを入れたインストール画面が表示される &ref(Xen2.png); 今回はCentOS(Xen)自体をVMWareに入れて実験したのでFC6のインストール画面でキーボードが動作しなくここまでになった。 **参考ページ [#x90c2fc6] [[検閲Tech:http://ken-etsu-tech.blogspot.com/2007/10/xenlvm1.html]]