*Active!mail2003 [#md9a8c01]
RIGHT:更新日&lastmod(); 

Active!mail2003の評価版を入手したのでそのインストールを行う。Downloadは[[ここ:http://www.transware.co.jp/support/am/download.html]]から出来る。環境はpostfix-2.0.20 + courier-imap-4.0.3 + Apache2.xでおこなった。imapのインストールについては[[ここ:https://wwwism.dyndns.org/hp/linux/coimap.htm]]を参考にする。
Apache2.2.2+postfix-2.0.20+courier-imap-4.1.1でも確認した。Active!mail2003のソースはRedhat9用(fd28_AM23rh9_b200301370782_a.tgz)を利用した。
特に、tomcat等のインストールも必要ないようだ。

Vine4.xではkernelが2.6になったのでRed Hat Enterprise AS 4.0(ff30_AM23rhas4_b200301370783_a.tar)を利用した。インストールはVine3.xと同じ。

**インストール [#i341229b]
apacheの設定変更

httpd.confの

''apache2.2.xでは''

ScriptAlias /cgi-bin/ "/usr/local/apache222/cgi-bin/"
の後あたりのとの間に以下を追加

 ## Active mail
 ## Edit By JE2ISM
 
     Alias       /active-mail/   "/usr/local/activemail/login/"
     Alias       /am_viz/        "/usr/local/activemail/visual/"
     ScriptAlias /am_bin/        "/usr/local/activemail/bin/"
     ScriptAlias /amm_bin/       "/usr/local/activemail/amm_bin/"
     <Directory /usr/local/activemail/>
         Allow from all
     </Directory>

''apache2.0.xでは''
Alias /icons/ "/usr/local/apache2053/icons/"

の後あたりに以下を追加

 ## Active mail
 ## Edit By JE2ISM
 <IfModule mod_alias.c>
     Alias       /active-mail/   "/usr/local/activemail/login/"
     Alias       /am_viz/        "/usr/local/activemail/visual/"
     ScriptAlias /am_bin/        "/usr/local/activemail/bin/"
     ScriptAlias /amm_bin/       "/usr/local/activemail/amm_bin/"
 </IfModule>

apacheが再起動できるか確認

**Active!mailのインストール [#acba1dd5]
Vine3.xのアーカイブはres32304.tgz or red92304.tgzどちらも差はないようで Vine2.6のアーカイブはlnxi2304.tgzなので今回は、res32304.tgzをインストール

 $ su
 # cd /usr/local
 # tar zxvf /usr/local/src/res32304.tgz

Active!mailのディレクトリのオーナ等の設定

 # cd /usr/local/activemail/
 # chown -R www.www var
 # chmod -R 700 var
 # chmod 707 var var/tmp var/log

**Active!mailの設定 [#k0b60784]
system.cfgを編集

 # cd /usr/local/activemail
 
 #========== 1. ライセンス設定 ==========#
 
 SERIAL_NUMBER:          xxxxxxxxxxxxxxx   <---今回はデモなので変更なし。
 
 #========== 2. 基本サーバ設定 ==========#
 
 DOMAIN_NAME:            company.co.jp  <---使用するドメインに変更(注)[192. 168.1.1]のようなIP指定をするとなぜかモバイル設定でメールが送信できなくなった.)
 
 
 HTTP_SERVER:            webmail.company.co.jp  <---使用するサーバ名or IPアド レスに変更(webmail.company.co.jp:8080でポート指定も可)
 
 
 IMAP_SERVER:            localhost     <---使用するサーバ名に変更
 
 SMTP_SERVER:            localhost     <---使用するサーバ名に変更
 
 
 #========== 5. メールサーバ設定 ==========#
 
 #HAVE_NAMESPACE:        YES
 HAVE_NAMESPACE:        YES          <---コメントを削除(courier-imap用設定)
 
 
 #========== 6. 標準機能設定 ==========#
 
 #  ADMIN_ID
 #  Active!mailのアドミニストレータのUserIDを設定します。
 ADMIN_ID:               admin       <---Linuxユーザをここに登録するとこのユーザでActive!mailを設定できる
 
***各種設定 [#w2c584d3]
 
~user/Maildirディレクトリがないと「ユーザ名パスワードが違います」のエラーで
loginできない。(imapの仕様かも)


/usr/local/activemail/var/domainに以下の空ファイルを作成する。これがないと
「System:ユーザ登録が完了していません。管理者に問いあせてください。」という
エラーが出る

 # touch register.txt

また、ユーザ数については/usr/local/activemail/var/domain/(ドメイン名)の下の
ユーザディレクトリ数によって制限される。よってユーザ数を減らすにはユーザ
ディレクトリを削除する。

login時に「タイムアウトでログインできません」等のエラーが出るときはクライアント又はサーバの時間が狂っている可能性があるので注意。


**SSL対応にするには [#hf3795ac]
SSL対応にするにはwebアクセスするときにhttps://でアクセスする。そのため全てのhttpの指定をhttpsにする必要がある。
そのための変換プログラムがActive!mailには添付されているのでそれを利用する。


 # cd /usr/local/activemail/etc/
 
 # ./conv_ssl -s ../visual 

''httpsからhttpに戻すには''

 # ./conv_ssl -h ../visual

とする
**モバイルの設定 [#x18eee7a]

オプション -->モバイルで設定する
名前にはloginIDを指定する。

以下のエラーだがactivemail/bin/option/am_mobile.cgiのステッキービットを立ててやるとうまくいくようだ

 # cd /usr/local/activemail/bin/option
 # chown root.root am_mobile.cgi
 # chmod u+s am_mobile.cgi

&color(red){設定時にERROR 33281: main: .forward が読み込めません。};というエラーがでるときは、ホームディレクトリで

 $ cd 
 $ touch .forward
 $ chmod go+w .forward

.forwardを作成し書き込み権限をwwwに与える。

これでメール着信を知らせる以下のような内容が登録されるが、&color(red){.forwardが666だとforwardされない};ので再度権限を変更する必要がある

 $ chmod go-w .forward

''登録内容(.forward)''
 \okada
 "|/usr/local/activemail/amm_bin/notice okada abc.ne.jp localhost abc@softbank.ne.jp"

''携帯のページがパスワードでうまく表示されないとき''
アクセスは/active-mail/mobile.htmlでOKだが
直接パスワード、IDを送るには/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****とすればよいが
私の機種(V401SH:SHARP)ではなぜかエラーるので以下のようなページを作成し、
アクセスするとうまくいった。

 <html>
 <head>
 <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
 <meta http-equiv="refresh" content="0; url=http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/ login?id=okada&pwd=*****">
 </head>
 <body>
 <!--
 <a href="http://wwwism.dyndns.org/amm_bin/login?id=okada&pwd=*****">Link</A>
 -->
 </body>
 </html>

***procmailなどlocalメールで別フォルダに分けたのを閲覧する方法 [#z549213b]

~/Maildir/abcにあるメールをActive!mailで読むには
まずActive!mailで
オプション --> メールボックス管理で
新しいメールボックスを作成。
「abc」という名前で作成。

作成すると~/Maildir/.abcというフォルダが出来る

 $ cd ~/Maildir/.abc
 $ mv cur cur.org
 $ ln -s ../abc/cur cur
 or
 $ ln -s ../abc cur

もし、courierimapuiddbというファイルがあれば、削除。

これでしばらくすると見えるようになる。

空のメールボックスをコピーしても良い。このときはActive!mail側でメールボックスは
非表示になっているので、オプション --> メールボックス管理で表示にする。

--------------------------------------------------------------------------------
RIGHT:[[元ページ:https://wwwism.dyndns.org/hp/linux/act-mail.htm]]


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